双葉社web文芸マガジン[カラフル]

恋する失恋バスツアー / 森沢明夫・著

© たなかみか

第 12 回



◇   ◇   ◇
 首尾よく双葉城址で落陽を拝むことができた俺たちツアー一行は、そこから一時間ほどの山あいの町にある古ぼけた旅館を訪れた。
 昭和を彷彿させる玄関の木枠の引き戸をガラガラと開け、俺が代表でチェックインを済ませる。
 お客さんたちには、それぞれあてがわれた和室に荷物を置き、小さな食堂に集まってもらった。この旅館を経営する老齢のご主人に、江戸時代から当地に伝わるという悲恋の物語を語って頂くのだ。
 食堂に集まったお客さんたちは、思い思いの席に着いた。
 そして、田舎訛りのあるご主人の語り口調に耳を傾けたのだった。
 物語の概要は、ざっとこんな感じである。

 昔々、この辺りに妙齢の美しい男女がいた。二人は互いに愛し合ったのだが、しかし、身分が違いすぎた。周囲の者たちは、決して結ばれない不毛な恋をする二人を諭し、なんとか別れさせようとしたのだが、二人の愛は深く、離れ離れになるくらいなら、いっそ自害をして、永遠の愛を貫こうと決意するのだった。
 ある風の強い夜、村人たちが寝静まった頃に、二人は月明かりを頼りにこっそり山へと登り、そこにそびえる崖の上に立った。恐るおそる下を覗くと、足元には真っ黒な奈落が口を開けていた。二人はその崖から手をつないで身投げをするつもりだったのだ。
 ところが、いざ覚悟を決めて飛ぼうとした刹那、男が怖じ気づいてしまい、女の手をうっかり離してしまう。そして、女だけが崖から落ち、そのまま逝ってしまうのだ。
 崖の上にひとり残された男は、恐怖と罪悪感のあまり、転がるように夜の山を降りていった。
 女の遺体が見つかったのは、それから数日後のことだった。叶わぬ恋に苦しむあまり、ひとり身を投げた哀れな女、ということで、世間はすぐに納得した。すると男の方も「恋人に死なれた可哀想な男」ということで、村人たちから慰められる日々を送ることとなったのだった。
 男は秘密を胸に抱えたまま、何食わぬ顔で暮らし続けた。
 しかし、男は、日々、目に見える勢いでやつれていった。というのも、夜になると、死んだはずの女のすすり泣きが、あるときは天井裏から、あるときは床下から漏れ聞こえてきて、恐怖のあまり眠れなくなってしまったのである。
 そして、女が死んでからおよそひと月後の深夜――。
 男はついに発狂し、女のすすり泣きに導かれるように自宅を飛び出すと、庭の古井戸に真っ逆さまに落ちて死んでしまうのだった。
 その事件から永い時を経たいまもなお、女が身投げした崖に強い西風が当たると、奈落の底から世にも悲しいすすり泣きが聞こえてくるのである――。

 とまあ、こんな感じのちょっとホラーじみた「裏切りの物語」を、ご主人が話してくれるのだ。
 語りの締めに、ご主人はいつもこう言う。
「昔っから男女の恋心なんてのはよ、はじまりは美しくて、終わりは醜悪なもんだよねぇ。最後は醜悪だってことを知ってても、うっかり惹かれ合っちまうんだから、人間ってのはつくづく浅墓な生き物だよねぇ……」

 俺はすでに何度もこの話を聴いているのだが、最近、ご主人の声のかすれ具合や、語り口調が、じつにいい感じに寂れつつも洗練されたせいで、つい聞き入ってしまうのだった。しかも、この話、後味がすこぶる悪いのもいい。まさに、このツアーにぴったりな余興へと成長した感がある。
 その証拠に、イノシシの襲撃以降、和気藹々わきあいあいとしていたお客さんたちも、この物語を聴いたあとは、みな一様にテンションが下がったようで無口になっていた。入道さんが粗茶を啜る小さな音が、食堂のなかで場違いなくらいに響いたほどだ。
 ツアー一行は、その低いテンションを引きずったまま、夕食を摂ることとなった。
 膳の上に並んだのは、貧乏寺の精進料理の失敗作、とでも言いたくなるような、質素で華のない、とても侘しい料理だった。それを、みなでぼそぼそと食べる。たまに思い出したように、るいるいさんが「これ、味がうすーい」などと素っ頓狂な声を上げるけれど、それを除けば概ねこのツアーらしい寒々とした夕食となった。

 食後は、基本的に自由時間だ。
 それぞれ勝手に風呂に入ったり、本を読んだり、ぼうっとしたり、各部屋で静かに落ち込んで過ごしたりする。
 部屋に備え付けのテレビは、あえて取っ払ってもらっていた。うっかり愉快なバラエティ番組などを観てしまうと、せっかく落ち込んだ気分が台無しになってしまうからだ。もちろん、落ち込む必要のない俺と小雪とまどかさんの部屋のテレビはそのままにしてもらっているが。
 侘しい夕食で腹六分目ほどになった俺は、二階に用意してもらった部屋に入り、スマートフォンを手にした。今日のツアーの最中に撮影した写真を、コメント付きでSNSにアップするのだ。小雪が俺のことを「いつも家族に写真メールを送ってばかりいる」と言っているのは、つまりはこのことなのだが、俺はいまのところこのSNSの存在については、小雪はもちろん、家族にさえも内緒にしていた。教えればきっと、あれこれ余計なことまで突っ込まれて、あまりいいことはないだろうから。投稿はすべて非公開で、自分以外の人からは見られれない設定にしてある。
 秘密のSNSへの投稿を終えた俺は、畳の上にごろりと寝転がった。仰向けになると、古くさい板張りの天井が目に入る。以前、雨漏りでもしたのだろうか、蛍光灯の近くには地図のような黒っぽい染みが広がっていた。
 俺は寝転がったままスマートフォンの画面に小雪の名前を表示させた。そして、短いメールの文章を書きはじめた。
『今日はお疲れさま。よかったら、俺の部屋で軽くビールでもどう?』
 入力し終えた俺は、いったん「ふう」と息を吐いて――、小さな祈りを込めつつ送信ボタンを押した。
 過去のこのツアーでも、夕食後は「打ち合わせ」という名目で、よく二人でこっそりビールを飲んでいたのだ。
 小雪からのレスは、すぐに来た。
『ごめんなさい。あんまりお酒を飲む気にはなれません』
 敬語を使った素っ気ない返事だった。絵文字すら使われていない。
「マジかよ……」
 ぼそっとつぶやいた俺は、しつこい奴だと思われるのを覚悟で、さらにレスを返した。
『いいじゃん。ちょっとだけでも飲もうよ。俺のゴチで』
 しかし、返事は予想どおりだった。
『ちょっとでも飲みたくないので。ごめんなさい』
 舌打ちをこらえた俺は、寝転んだままスマートフォンを古びた卓袱台の上に置いた。乱暴に置いたつもりはなかったけれど、ゴト、と大きな音がした。
 天井の黒い染みをぼんやりと眺めて、ため息を吐く。
 そういえば、喧嘩をしたあの夜も、小雪はビールを飲まなかったし、餃子にも手をつけなかった。やっぱりまだ体調が戻っていないのだろうか。いや、でも、今日の夕食はある程度は食べていた気がする。ということは、ビールを飲む気がしないのではなくて、「俺と」ビールを飲む気がしないのだろう。
 ふと、ついさっき宿のご主人から聴かされた悲恋の物語を思い出した。肝心なところで怖じ気づいてしまう男の格好悪さが、昼間、イノシシに怖じ気づいた自分の姿と重なり合ってしまう。
「はあ……ったく、もう」
 外の空気を吸いたくなった俺は、勢いをつけて起き上がると、滑りの悪いガラス窓を力づくで開けて、網戸にした。
 すぐに、田舎の山あいならではの濃密な闇のなかから、少し強い風が吹き込んできた。
 と、そのとき、
 凛。
 澄んだ音色が、部屋のなかに響き渡った。
 俺は無意識に音の方を振り向いていた。
 カーテンレールの隅っこに、古びた風鈴がかけられていた。よく見ると、その風鈴は、ちょっと風変わりな形をしていた。縁に五つの山が作られていて、まるで桔梗の花を逆さに吊るしたように見えるのだ。
 凛。
 淀んでいたこの部屋の空気も、悶々とする俺の胸の内側も、心地よく浄化してくれそうな――、それはなんとも言えず清らかな音色だった。
 風鈴は、夜風が強く吹き込んだときよりも、むしろ少し弱いくらいのときの方がよく鳴るようだった。俺は、全開にしていた窓をあえて半開にして、吹き込んでくる風の量を調節した。
 そして、窓辺で深呼吸をした。
 森の匂いのする夜風と沁みるような音色を胸のなかへと吸い込み――、その息を吐きながら、つぶやいた。
「ま、いっか……。ひとりで飲むか」
 凛。
 と、風鈴が応えてくれる。
 旅行カバンのなかから財布をつかみ出した。階下にある自動販売機で、缶ビールを買うのだ。
 むき出しの財布を手に、スリッパをつっかけて部屋を出た。
 古びて飴色に光る廊下を静かに歩いていく。しかし、一歩踏みしめるごとに、きし、きし……、と床板が擦れて、かすかな音がする。
 そして、階段の前まで来たとき――。
 ハッとして俺は足を止めた。
 階下から人の声がしたのだ。今日のこの宿は「失恋バスツアー」の貸し切りのはずだった。ということは、おそらくツアー客の誰かの声だろう。
 俺は、耳を澄ました。
 噂話でもしているのだろうか、話し声は、意図的に抑えられたひそひそ声だった。
 と、ふいに、少し感情をたかぶらせたような声が聞こえてきた。
「おい、あんた、それ、本当かよ?」
 ジャックさんの声だ。
「あのなぁ、こんな嘘を言っても仕方ねえだろうが。俺には何のメリットもねえんだからよ」
 抑えていてもよく通る太い声。これは入道さんだ。
「嘘じゃねえっていう証拠はあんのか?」
「んなもん、ねえさ。目に見えねえモンを、あんたが信じるかどうかだ」
「俺は、信じたくないね」
「そうかい。だったら仕方がねえな」
 なにやら二人は、言い合いをしているようだ。
「あのぉ……」ジャックさんと入道さんのあいだに割って入ったのは、とてもか細い声だった。「わたし、本当、だと思います……」モモちゃんだ。
 ひと呼吸あって、「理由は?」と、ジャックさんが訊く。
「ええと……わたし、今日の昼間、本人から聞いたんです」
「本人から?」と、入道さんが聞き返す。
「はい」
「モモちゃん、すごーい。じゃあ、入道さんの言うこと、ホントだね!」
 隣近所まで届きそうなるいるいさんの声に、誰かが「しーっ」とやった。
 いったい彼らは何の話をしているのだろう?
 とにかく俺は、そっと階段を降りていくことにした。
 数段降りると、木枠に一枚ガラスがはめ込まれた玄関の引き戸が見えてくる。さらに降りると、「ロビー」と呼ぶにはいささか大げさな玄関前のスペースが見下ろせた。そして、そこに、なぜかツアーのお客さんたちが雁首そろえていた。俺が驚いたのは、集団のなかに運転手のまどかさんの顔があったことだった。あのぶっきら棒なまどかさんが、ツアーのお客さんと親しく交流するなどということは、これまで一度もなかったのだ。
 とにかく、怪しまれないよう、こちらから先に声をかけなければ。
 そう思ったとき、桜子さんが俺に気づいて声を上げた。
「あっ」
 その声に釣られて、全員がこちらを振り向いた。
 階段の途中で盗み聞きでもしていたと思われたのだろうか、誰も、何も言わず、ただ俺をポカンと見ているだけだった。
 えっ、ちょっと、何だよ、この空気――。
 まだ階段を降り切っていない俺は、ただならぬ雰囲気に気圧されて、思わず足を止めていた。しかし、いつまでもこの沈黙に耐えられるわけもなく、とにかく口を開いた。
「えっと、あの……、皆さんおそろいで、何を……」
 しかし、お客さんたちは、どこか気まずそうに互いの顔を見合うばかりで、誰も答えてはくれない。
 えっ、なに? もしかして、俺の悪口を言ってたとか?
 うっかり被害妄想にやられそうになったとき、
「おおっと、こりゃまずかったな。添乗員さんには見つからねえようにするのがルールだったのになぁ」
 入道さんがツルピカの頭を掻きながら悪戯っぽく笑って見せた。しかし、その仕草が、やたらと芝居じみていた。この人は、いわゆる嘘をつけないタイプなのだろう。
「ぼくに、見つからないように、ですか?」
「そうだよ。あんた、今朝、自分で言ってただろう。参加者同士の個人情報のやりとりは、あんたに見つからずにやればOKだって」
 入道さんは、こちらを指差して言う。
「はあ、まあ、たしかに……」
 たしかに、そうは言った。けれど、先ほど小耳にはさんだ会話は、個人情報のやりとりとは明らかに無関係な内容だったではないか。
 つまり、入道さんは嘘をついている。
 そして、他のお客さんたちも、俺に何かしらの隠しごとがあって、はぐらかそうとしているのだ。
 しかし、いまは夕食後の自由時間だから、彼らの言動をいちいち問い詰めたり咎めたりするのも、なんだか少し違う気もする。
 さて、どうしたものだろう……。
 考えていると、桜子さんの横に立っていたヒロミンさんが、視線に同級生の親近感を漂わせながら口を開いた。
「っていうか、龍さんは、何しに来たの?」
「え、ぼくですか?」
 ヒロミンさんは、小さく頷いた。
「ぼくは、ちょっと喉が渇いたので、自販機で缶ビールでも買おうかな、と思いまして」
「ほう。ビールね。それはいいだろう。あとで私も飲むことだ」陳さんが、サングラスの奥の小さな目を細めた。そして、「あんた、早く買いにいく。そして、部屋に戻る。冷たいビール飲む。それがいいだろう」と、自販機のある廊下の奥を指差した。
 ようするに、邪魔だから、早く買って、さっさと部屋に戻れ、ということらしい。
 すると、陳さんに続いて、まどかさんまでが、眉間に皺をよせながら追従するのだった。
「ほら、分かったら、さっさと買って、部屋に戻んだよ」
 元ヤンの迫力に、俺の足は弾かれたように動きだした。
「あ、はい。す、すみません……」
 そして俺は、言われたとおりさっさとビールを買い、彼らの妙な視線に背中をぐいぐい押されながら階段を登りかけたところで――、いったん足を止めて振り向いた。
「あの……、おやすみなさい」
 全員に向かって言った。
「おやすみなさい」
「龍さん、おやすみ」
「おやすみー、また明日ね!」
 応えてくれたのは、主に女性陣だった。
「あ、えっと……ですね、何か問題などありましたら、遠慮なく私の部屋をノックして下さいね」
 念のため、俺はそう言っておいた。
 すると、入道さんがニッと愛嬌のある笑みを浮かべて「心配しなさんな。俺らは大丈夫だからよ」と、腹に響くような太い声を出した。今度の笑い方には、嘘が含まれていないようだ。
 俺は、入道さんと言い合いをしていたジャックさんを見た。
 ピアスだらけの怖い顔が、こちらに向かって小さく頷いた。
「じゃあ、ぼくは、お先に失礼します」
 軽く会釈をして、ゆっくりと階段を登っていく。
「バイバーイ!」
 るいるいさんの声が、二階の天井まで届いてキンキンと反響した。
 面倒なことが起きませんように……。
 階段を登りながら胸裏で祈って、小さく嘆息した俺は、そのまま廊下を歩いて自分の部屋のドアノブに手をかけた。ドアノブは壊れかけていて、ガタガタと大袈裟に揺れた。いまにも取れてしまいそうだ。
 なんだろう、この胸騒ぎは……。
 俺はドアノブを手にしたまま、階段の方を一瞥いちべつした。
 一瞬、耳を澄ます。
 しかし、誰の声も聞こえてはこなかった。彼らはきっと、俺が部屋に入るのを待っているのだ。
 やれやれ……。
 ドアを開けて、内側へと身体を入れた。そして、閉めるときに、バタン、と音を立ててやった。俺は部屋に入りましたよ、と彼らに教えてやるつもりで。
 スリッパを脱いで、畳にあがる。
 凛。
 あの風鈴が出迎えてくれた。
 透明感のある音色に、俺はなんとなくホッとする。
 とりあえず卓袱台の前であぐらをかいて、買ってきた二本のビールを並べて置いた。そのうちの一本のプルタブを起こし、栓を開ける。
「胸騒ぎの、ひとり酒かぁ……」
 つぶやいて、ひとくち飲んだ。
 よく冷えたビールが、つるりと喉を伝い落ちる。
 ふう。美味い。
 けどさ――。
 網戸の向こうの深い暗闇から、さらり、さらり、と庭木の葉擦れの音が聞こえてくる。
 また、缶に口をつけた。
 今度は、ごくごくと喉を鳴らして、半分くらいまで一気に飲んだ。
 最初のひと缶は、あっと言う間に飲み干してしまった。 
 俺は空になった缶を握りつぶした。それを卓袱台の上に置いたら、コン、とやけに虚しい音がした。
 ようするに、俺の心が虚しいから、空き缶の音まで虚しく響くのだ。
 少しばかり自虐的な気分になって、かたわらの旅行カバンを引き寄せた。そして、なかをまさぐり、小さな四角い箱をつかみ出した。
 純白のベルベットに包まれたその箱には、刺繍の入った細い布で華やかな装飾がなされていた。
 俺は、その箱を二枚貝のようにパカッと開けた。
 開けた状態で、卓袱台の上にそっと置く。
 箱のなかは白いサテン生地が張られていて、パールのように淡く光っていた。その淡い光のまんなかには、小さなダイヤモンドを抱き込んだプラチナのリングがちょこんと鎮座している。
 安月給をこつこつ貯めて、なんとか手にした宝石は、正直ちょっと悲しいくらいに小さいけれど、それでも蛍光灯の青白い光を浴びてチカチカときらめいていた。
 三日後の夜、か――。
 ぼんやりとリングを眺めながら、俺は胸裏でつぶやいた。
 二本めの缶ビールを手にして、プルタブを起こす。
 こぼれそうなため息を、無理やり押し込むように、黄金の液体をぐいぐいと喉の奥に流し込んだ。

(第13回につづく)

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森沢明夫Akio Morisawa

1969年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。『津軽百年食堂』が2011年に映画化。2012年『あなたへ』が高倉健主演映画の小説版としてヒットする。『虹の岬の喫茶店』は2014年『虹の岬の物語』(主演・吉永小百合)として映画化され、話題に。2015年には『ライアの祈り』が映画化、『癒し屋キリコの約束』が連続ドラマに。他の著書に『夏美のホタル』『大事なことほど小声でささやく』『ミーコの宝箱』『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』、エッセイ『あおぞらビール』、カラフル連載が2016年1月に単行本刊行された『きらきら眼鏡』などがある。近著に『たまちゃんのおつかい便』。

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