双葉社web文芸マガジン[カラフル]

猫でござる~江戸にゃん草紙 / 柏田道夫・著


猫小僧成郎吉ねここぞうにやろきち 盗みばたらき
その二~にゃろきち、火消しになる

 火事と喧嘩けんかは江戸の華なんていうバカ(たいてい自称江戸っ子)がいる。喧嘩は当人たちが勝手にやればいいのだが、火事となるとそうはいかない。
「やあやあ、よく燃えてやがる」
 なんて、野次馬やじうまを気取っているうちはよくても、
「ありゃ! 火の野郎、こっちに来るぞ」
 てなことになったら、高見の見物どころではなくなる。
 江戸っ子は所帯道具が少ないといっても、てめえの命の他に、燃やしたくない着物やら道具やら、本人にとってのお宝やらがある。そいつらを大事にするあまり、一番の命をなくしちゃう本当のバカがいたりする。
 にゃろきちこと成郎吉なろうきちにとってのお宝は、相棒猫のクロ以外にない。
 十日ほど前のことだが、住んでいた深川大島町ふかがわおおじまちょうの裏長屋を焼け出されてしまった。
 その夜、成郎吉は(人に言えない稼業である)盗みばたらきはしておらず、長屋で酒をかっくらって寝ていた。
 前にも述べたが、成郎吉はそもそもれっきとした(とは何かはさておき)忍者なので、眠っていても、異変があれば身体からだが反応する。はずなのだが、その時は酒が過ぎたのか、前日の過酷な仕事の疲れからか目覚めなかった。
 何しろ、忍び込んだ先の武家屋敷で、クロを抱いたまま、天井裏にぶら下がって夜明かしをするはめになってしまったのだ。
 下の部屋で屋敷の奥方が、間男まおとこ相手に逢い引きを始めてしまい、動けなくなった。
 かなり間抜けな状況に陥ってしまった。成郎吉より賢いクロは、動けないとなると、相棒のふところもぐり込んで寝てしまう。犬と違って猫はこういう時も気ままである。
 春も盛りとはいえ、夜が更けるにつれ、寒さが柱を登ってくるようだ。
 クロを支えながら、天井のはり微動びどうだにせずぶら下がっているのは、かなりの苦行くぎょうである。これに比べれば、禅宗の坊主の座禅なんぞ、駕籠かごで旅をするようなものだ。
 明け方近くになってようやく、真下のご両人がすっかり疲れ果てて寝込んだのを確かめ、苦行を解いて、クロと一緒に部屋に降りた。奥方が間男(出入りの呉服屋の番頭らしい)に与えようとしていた金子きんすを、しっかりと頂戴ちょうだいしてきたのだが。

「にゃろ、火事!」
 戸板を踏み倒して飛び込んできた隣のおけいに起こされた。
 成郎吉は跳ね起きるなり、押し入れを引き開けた。クロが「んニャアゴ!」と飛び出してきた。
「近いのか!?」
 と聞くまでもなく、障子戸しょうじどの向こうがゆらゆらと明るく揺れていて、熱い風も吹き込んできた。クロを捕まえ、猫袋に入れる。
半吉はんきっつぁんは?」
 と見ると、お景は寝間着ねまきの上に羽織で、しっかりと背中に風呂敷ふろしき包み。
「もう、道具持って逃げた。あんたが出てこないから」
半鐘はんしょう鳴ったか!?」
「火が出たのは隣だから」
「ちくしょう! いい、逃げるぞ!」
 押し入れの行李こうりやらを出そうとしているお景に声をかける。台所に置かれた水瓶みずがめを両手でがっちりと掴むと、どてらに向けて、中の水をぶちまける。
 濡れたどてらをお景の頭から被せると、長屋を飛び出した。火のだけでなく、炎を上げて降ってくる木ぎれを交わし、「きゃあ、見えない! 怖い!」と叫ぶお景を引っ張って路地を抜けた。
 成郎吉はさすがに元忍者なので、バカな江戸っ子とは違う。こういう場では身体が機敏に動く。火傷やけども負わずに逃げ出すことができた。むろんお景も。

 この夜の火事は、大島町の裏長屋一帯を焼いただけで消火された。火元の占い師の老人夫婦が犠牲になってしまい、怪我人けがにんも出たが、江戸では小さな火事のひとつだろう。
 元々当たらないことで有名な占い師だった。気の毒ではあるが、最後まで己を貫いたとも言える。江戸っ子らしい。類焼をまぬがれた路地向こうの住民たちは見物を楽しんだのだが、焼け出されたほうは、火事の小さいも大きいもなく災難であった。
 お景と筆職人の父、半吉はんきち浅草あさくさの知り合いの家に身を寄せるという。
「俺はこいつを連れて親方の家に行くよ」 
 と成郎吉はくしゃみをひとつして、袋から顔を出したクロの頭をでる。クロは黄金の眼で、朝日を浴びて煙をたなびかせる長屋跡を見ている。
 成郎吉は表向きは瓦葺かわらぶき職人で、盗みばたらきの夜は、親方の家に泊まり込んでいることになっていた。
 この長屋以外に、両国広小路りょうごくひろこうじの裏に隠れ家を持っている。盗みに使う道具のたぐい(命とクロの次に大切なものだ)はここに隠してあった。
 ひとまずはここに落ち着くしかない。いつまでも隠れ家に居られないが、お景が次の住まいを見つけてくれるというので、任せることにした。
「あ、いけねえ、大事なもんを忘れた!」
 と気づいたのは、隠れ家で「やれやれ」と茶漬けをかき込んでいた時だ。身繕みづくろいしているクロをしみじみと眺める。
 いつものようにおかかのかかった飯(俗にいう猫まんまで、別れ際にお景が持たせてくれた握り飯)を食べた後の大切なお仕事だ。
 忘れたのはクロの寝床である。長屋の押し入れに敷いてあった座布団で、そこじゃないとニャアニャアと文句を言う(鳴く)。
 あの座布団は跡形もなく燃えてしまった。
 成郎吉は隠れ家の押し入れに、夜着を重ねて寝床を作って、クロを乗せてみた。
 クンクンと匂いを嗅いで、フファァと口を半開きにする。猫が自分の嫌いなもの(たぶん)を嗅いだ時にやる仕草。
 夜着じゃなく着物や蒲団にしてみても、腰を落ち着けようとしない。
 あの綿わたの出た座布団のどこがいいのか分からないが、クロにはクロだけの生きる寸法というのがあるのだろう。火事で焼けたと言い聞かせたところで承知するはずもなく、ともあれ、どっかで慣れてもらうしかない。
 そしてそして、十日後の夜。
 成郎吉は本職の盗みばたらきに出ていた。
 いつもなら相棒のクロを連れているのだが、今宵は一人。こんなことは今までも数えるほどしかなかった。どれもよんどころない理由だった(クロが風邪かぜを引いたり、お産前でお腹が大きかったり、姿がたまたま見えないこともあった)。
 浅草諏訪町すわちょうの質屋「ろくいち」の雨戸を外しながら、成郎吉は思い出していた。
 クロを伴わずに働いた盗みは、どれもうまく運ばなかったような気もする。盗むに値するものが見つからなかったり、家人と鉢合はちあわせしたり……そうだ、天窓から落ちてねんざして、動けなくなった時も、クロ抜きばたらきだった。今さら気づいても遅いのだが。
 クロを連れてこなかったのは、機嫌が悪いからだ。寝床が変わったせいだ。猫は寝るのが商売みたいなものだから、それでも隠れ家の天袋に納まっているのだが、部屋の真ん中で粗相をするし、手の届くふすまを全部ボロボロにしたり、成郎吉が与える猫まんまに、砂をかける仕草をしたり……。
 こんな相棒を(一応)命がけの盗みばたらきに連れていくわけにはいかない。だったら、休めばいいのだけど、成郎吉はじっとしていると身体の中がうずうずしてくる。腹が減った時に鳴く虫みたいなのが胸あたりにいて、盗みというよりも忍び込みをしていないと、生きている気がしないのだ。
 この質屋はあこぎだともっぱらの評判。客の足下を見て、わずかな金しか貸さずに、容赦ようしゃなく流す。それでも潰れずに蔵が二つもあるのは、世の常ってやつだろう。
 成郎吉の懸念けねんは外れたようで、盗みはつつがなく進行した。深夜の質屋の帳場は当たり前だが無人で、当座の金を入れておく銭箱が壁に埋め込まれていた。
 もちろん、鍵をかけ忘れているなんて幸運はなく、明かり取りから漏れるわずかな月の光を頼りに、成郎吉は錠前を外すのに四半刻(三十分)あまりを費やした。
 忍者にとって錠前外しなんぞ朝飯前だが、さすがにこの質屋は頑丈がんじょうで複雑な錠を下げていた。成郎吉が愛用しているのは、刃曲はまがりという開器だ。四枚の小さな金具が蝶番ちょうつがいつながっていて、小刀やノコギリになるし、先を伸ばして曲げれば、錠を開ける万能の合い鍵にもなる。指とひとつになる欠かせない武器だ。
 穴に入れた合い鍵がかすかな響きを捕まえた。指先で静かにまわすと、カチャリと外れた。月の光が闇を照らす音のように注いでいる。錠が立てた金属音に身体が震える。
 刃曲を折り畳み、帯の後ろに差す。それからゆっくりと扉を開ける。急ぐ必要はない。
 見えた見えた……。
 扉の奥に、誰もが嫌いではない黄金色の小判と、金銀の小粒。ざっと五十両はある。
 が、急ぐべきだったかもしれない。後で思ったがもう遅い。後悔というのは決まってそういうものだ(当たり前だ)。
 五枚ばかりの小判を巾着きんちゃくに入れようとした時、「きゃあ」という悲鳴が聞こえた。
 成郎吉の身体は硬直する。
 娘の、それもまだ年若い少女のようだ。
 異変はそれだけではなかった。かすかにきな臭い。何かが燃えている。
 火事か?
 成郎吉はたったの五両を入れた巾着を懐にねじ込むと、来た通路を戻った。
 火事ならばなおさら、一刻も早くずらかるに限る。家人が起きてくるだろうし、火付けなんぞの疑いまでかけられたのではたまったものではない。やっぱりクロを連れてこない盗みはろくなことがない。
 入ってきた雨戸をもう一度外し(元に戻しておくのが流儀なのだ)庭に降りた。塀を越えて裏路地に出ればいいのだが、成郎吉の眼と耳が余計なものをとらえてしまった。
 燃え上がる炎と、「みゃあ」という鳴き声。そして狂ったように動いている少女。
 この家の台所口のようだ。板壁が赤く燃えていた。粗末な寝間着の小柄な娘は、竹箒たけぼうきで火を叩いて消そうとしている。
「スズ! 逃げて! スズ!」
 ネコ!
 生まれてまだ半年も経っていないような子猫が、屋根の上で鳴いている。炎と煙が近づいているなら、とっとと逃げればいいのに、四肢ししを棒のように踏ん張って動かない。
 チッと舌打ちすると同時に、成郎吉の身体は屋根を駆け上がる。頭よりも身体が先に動いていた。
 子猫を掴むと、娘の身体を飛び越えて庭に着地する。くるりと振り向いた娘が、本当にどんぐりを縦にしたような眼で成郎吉を見た。その腕に成郎吉はしま模様の子猫を押しつけた。
 娘の背後の炎は勢いを増そうとしている。
 屋根から降りる時に、庭のすみ用心桶ようじんおけが置いてあるのを見ていた。成郎吉はその桶を抱えると、勢いをつけて炎に投げつけた。
 炎はジュワと音を立て、小さくなった。
 母屋で明かりが付いて「何だ!」「火事か!?」と叫び声がする。
 成郎吉の身体は瞬時に塀の向こうに飛んでいる。
「余計なことをした」
 と一瞬思ったがもう遅い。後悔とはそういうものだ。とにかく逃げるだけだ。
 路地を抜けようとした時、成郎吉は地面を蹴って跳躍ちょうやくしていた。またしても身体が先に反応した。
 成郎吉が飛んだ跡に、「うおっ」と声をあげ、ゴロリと大きな影が転がり、板塀にぶち当たる。塀が裂けてバリンと音を立てた。
 鉢巻きに紺の印半纏しるしばんてんの男が立ち上がる。その眼が怒りに燃えているのが、月明かりにも分かった。男は駆けてくる成郎吉の腰に組み付こうとしたが、寸前で交わされたのだ。
 男が着ているのは火消しの半纏だった。八角の輪がくさりのように連なった文様だ。襟の「を」の字を月明かりが照らした。
 男が起き上がると同時に、成郎吉は路地から、闇の中に消えている。
 空から火事を告げる半鐘の音が降ってきた。
「なんだよ、またかよ。火事づいてやがる」
 ぶつぶつと成郎吉は、闇から闇へ、ぼやきの糸で縫い合わせるように走っていた。機嫌が悪くても、クロの絹のような毛色を撫でて心を静めたかった。
 浅草諏訪町の質屋「ろくいち」の火事は、ぼやですんだという。
 最初に気づいて消そうとしたのは、十二になるおひなという飯炊めしたき娘だった。おひなは台所に来るノラ猫にえさをやっていたのだが、その夜、鳴き声が聞こえて外に出て火事を見つけた。発見が早く、素早い最初の消火のせいで、炎は母屋にまで広がらずに家人によって消された。その後で同心が調べにきた。
「誰だ、来たのは?」
定町廻じょうまちまわりの同心よ」
「ああ、岡倉おかくら様か」
「そうそう、岡市おかいちの旦那。火付けの疑いがあるそうだ。ろくいちに盗人ぬすっとが入って、そいつが火を付けて逃げたんじゃねえかって」
「そうなのか、いくら盗まれたんだ?」
「五十両だってよ」
「いっそのこと蔵ごと持ってかれて、丸焼けにしちまえばよかったのにな」
「めったなことを口にするなよ。岡市さんの耳に入ったら、しょっぴかれるぞ」
 岡倉市平太いちへいたか……。
 成郎吉はため息をついた。
 ここは浅草並木町なみきちょう蕎麦屋そばやで、後ろで二人連れがしっぽくをたぐりながらしゃべっている。
 質屋のある諏訪町はすぐ隣で、成郎吉は評判を探りに来た。あの火事は三日前の深夜だった。大火にならかったというのは、その日の夕方に質屋の前を通って確認していた。
 台所側の路地には入らなかった。あの夜も頬被ほっかむりをしていたし、月明かりの夜だったが顔は見られていない。それでも、おひなという飯炊き娘や、路地で出くわした火消し半纏の男とはまた会いたくない。
 それにしてもおひなはともかく、後ろの二人だけでなく、誰の口からも火消し半纏の男について語られていない。
 もうひとつ、いや二つ、成郎吉には浅草に来なければいけない理由があった。
 ひとつはお景とその父の半吉である。深川の裏長屋を焼け出された父娘は、知り合いのいる浅草に身を寄せた。その知り合いのはからいで、新しく住む長屋を見つけたのだが、自分たちの隣に成郎吉のたなも用意した。
 成郎吉は住むところはどこでもいいし、半吉父娘おやこと同じ長屋を望んだわけではない。だが、お景が有無うむを言わさずに「にゃろの住まいね」と告げた。断ると後々面倒なので承知したのだが、まさかの浅草三間町さんげんちょうになるとは。
 ま、たまたま盗みに入った先がご近所だった(いや正確には、盗みに入った商家の近くに引っ越してきた)ということで、堂々としていればいいと開き直った。
 両国広小路の隠れ家からクロを連れて来たのが昨日。
「夜着も用意しておいてやったよ、感謝しな。あとのもろもろは自分で揃えなよ。あ~ら、クロ、元気にしていた?」
 お景は現れた成郎吉にそう言うと、クロを頬ずり。
 猫は家について人につかない、なんて言うのは嘘で、ちゃんと可愛がってくれたり、食い物をくれる人を認識している。クロはお景に抱かれてたちまち、ゴロゴロと喉を鳴らす。腹が立つ。ここのところ寝床の件で、成郎吉にはそっけなかったのに。
 いつもなら盗みに入った先にはできるだけ近づかないのだが、今回はそうもいかない。長屋がたまたまというだけでなく、成郎吉が調べようとしたもうひとつの理由。こいつがやっかいごとになるかもしれない……。

 蕎麦屋の二人の話題は別のところに移った。成郎吉は代金を払い、立ち上がった。
 やっぱり俺が火を付けたことにされている。それも盗んだ金額が十倍になっている。ふざけやがって。それにそれに、岡倉市平太があれを見つけたら……。
 嫌な予感にとらわれながら蕎麦屋を出たら、
「おっ、おめえは!……誰だったか? あ、ネコ、じゃねえか、えっと、にゃんきちだ」
 とすっとぼけた声が飛んできた。
 なんてこった、忍者はどこであろうと、出入りをする時は、必ずその先を確かめる。異変がないか、誰かがいないか? なのに……。
 着流しに巻き羽織、帯には朱房しゅぶさの十手。
 岡倉市平太。よりによって噂をすれば……の町同心が立っていた。
「あ、岡倉さま、お久しぶりです」
 岡倉は深川は縄張なわばりではなかったが、お景が働いている煮売り家の常連で、成郎吉は何度か顔を合わせていた。
「にゃん吉、何してんだ、こんなところで」
「成郎吉です。あの、こっちに越してきて」
「なろきちだったか……。ああ、半吉とお景が一緒か。そうだったな。深川の火事で」
「へえ、三間町のほとけ長屋です。半吉さんの隣の店で」
 入口が仏具屋で、ありがたいのか、不吉なのか、こういう名前が付いている。
 ぺこりと頭を下げて行こうとした。
「おめえ、そっちの諏訪町の質屋で火事騒ぎがあったの知ってるか?」
「へえ、聞きました。ぼやですんだとか」
「うん、そうなんだがよ。どうも妙なんだよ」
「そうですか……じゃあ、ちょいと急いでやして、へえ」
「どう妙なのか、聞きたくねえのか?」
「えっ?」
「いやな、こう言うと、たいていのやつは、聞きたがるんだ」
「えっ、あ……どう、妙なんで?」
「教えねえ。調べてる最中なんでな」
「……あ、そうですかい」
 成郎吉は行くに行けずに立っている。岡倉は鼻毛を抜いてふいと飛ばす。
「仕事かい?」
「へえ、そんなとこで」
「おめえは瓦葺きだったな。親方は……?」
神田須田町かんだすだちょう天晴屋陣太郎あっぱれやじんたろう
 実際にたまにだが、ここの仕事を成郎吉は請け負う。表向きに使わせて貰ってる。
「そうか、天晴屋か……」
 何を考えているのか、岡倉は「行きな」とあごをしゃくった。
 いや~な岡倉の視線を、背中に感じながら成郎吉は、振り返らずに歩いた。


(第10回につづく)

バックナンバー

柏田 道夫Michio Kashiwada

1953年東京都生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。脚本家、小説家、劇作家。95年、第2回歴史群像大賞、第34回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2010年、脚本を手掛けた映画『武士の家計簿』が大ヒットを記録する。近著に『しぐれ茶漬 武士の料理帖』 (光文社時代小説文庫)、『矢立屋新平太版木帳』 (徳間文庫)。

  • 双葉社
  • 小説推理
pagetop