双葉社web文芸マガジン[カラフル]

碧と花電車の街 / 麻宮ゆり子・著

イラスト/河野真歩

(承前)

 暖簾を引く一平さんに「失礼します」と頭を下げ、歩きながらポケットに手をあてた。今日は懐が温かい。路地の隅でこっそり封筒を開けると、なかには天ぷら油の匂いが染みた一カ月分のお給料が入っていた。お金の三分の二はお母さんに渡して、残りは自分のお小遣いにあてている。
「あら碧ちゃん。今日は二十六日でしょ? お給料日って普通は二十五日じゃないの?」
 振り返ると「かつら屋」の娘、原みどりが立っていたので、慌てて鞄に封筒をしまった。原さんは大須から離れた私立の女子高……つまり「お嬢さんの高校」へ通っている。品のいいワイン色の制服に身を包んだ彼女は、私の隣に並んで歩きだす。
「昨日は月曜で、お店が定休日だったの」
 ちなみに二十六日の今日は火曜日である。
「あ、そうか。うちもお商売してるから、お給料の日が遅れるなんてお店の経営が危ないのかしらって、つい余計な心配しちゃった。それにしてもずいぶん遅くまで働いてるのね。学校から校則違反って言われないの?」
「別に。原さんだって遅いじゃない」
 私は原さんをこうと先を急いだ。二人で歩いていると、道をひしめく酔っ払いや、早歩きの女性たちとすれ違うときに肩があたって舌打ちされた。けれど、原さんは負けじと並んでくる。
「私は学校のあとバレエの習いごとに通っているから。あとお琴に着つけ教室にお習字……いろいろやってるの」
「ふうん」
 私は全身にかつお出汁の匂いが染みついているのが、気になって仕方がなかった。気取られぬように距離を置く。でもやっぱり原さんはついてくる。
「花嫁修業だからって、両親があれやれこれやれって、うるさいのよ」
 それならとっとと嫁いでしまえばいいのに。そう思っていると、顔に気持ちが出たらしい。
「お嫁さんって言ってもほら、相手は誰でもいいってわけじゃないでしょ? やっぱり相手の男性に合わせた教養が求められるから。ああ、私もきしめんのお店で働いてみたいわ。お出汁の取り方も習ってみたい。でもお母さんは、火を使うのは危ないから家事は女中を雇ってやらせればいいって言うのよ」
 あら、ごめんなさいと原さんは口に手をあてる。「あなたのお母さん、確か元女中さんだったわね。変な意味じゃないのよ、誤解しないで。ところで碧ちゃんは将来何になりたいの? やっぱりきしめん屋さん?」
 すると後ろから、原さんのお父さんとばあやが小走りでやってきた。娘を探していたらしい。「いないと思ったら、なにやっとりゃあす」とばあやが言い、「こんな時間にうろうろしとったら危ないで」と、心配気な原さんのお父さんが近くまでくると、彼女は笑顔を作ってきびすを返した。
「さっき長屋の碧ちゃんと会ったからね」と甘ったれた声で報告する娘越しに、痩せ気味のお父さんがじっと私を見た。――その目には明らかにとがめる色がある。子を溺愛している親は、その気持ちと反比例するように、他人の子にはひどく冷酷な面を見せることがある。でも、そんなこと、もう私は何度も経験しているからよくわかっていた。
 前に向き直ると、人をけながらずんずん歩いた。ふん、と鼻を鳴らす。
 なんだかんだお嬢さんぶってるけど、原さんだって商店の娘じゃないか。きしめん屋と何の違いがある――。
 そう思いながらも、自分なりに必死に考えたり動いたり……そうやって働いて得たお金にケチをつけられたみたいで、気分が悪かった。お母さんのこともばかにされたようで悔しい。それに原さんのお父さんの、私を突き放すようなあの目つき……。
 はあ、とため息を洩らして夜空を見上げた。
 ネオンの少ないところでは、一つ一つの星がくっきりと浮かび上がって見える。
 伊勢湾台風の翌年から、お母さんは体調を崩すことが多くなった。前より風邪の治りが遅い、体重が減る、疲れが取れない――。だけど自分が仕事を休んだら私たちの生活のすべてが止まってしまう。たぶんそう思っているだろうし、実際そうなのだから、お母さんは青い顔をしながら夜の仕事へ向かうこともあった。「少しくらいつらくても、動いてるうちに治っちゃう」「昔から働くのが当たり前だったから、動かない方がよけいに悪くなっちゃうの」などと言って無理に元気な顔を見せてくれるのだが、お母さんももう四十二だ。
 相変わらず深夜の勉強も続けているようだった。この前なんて、台風の晩を一緒に過ごした上田のおじいさんから、お母さんがそろばんを習っているところを見てしまった。仕事が休みの日に、パチパチパチと玉を弾くお母さんと、それを見下ろす元教師の上田さん。上田のおじいさんは教えていると教師時代に戻るらしく、間違えたお母さんの手を物差しでぴしりと叩くことがある。でも、
「すみません」
 と言ってお母さんは姿勢を正し、またパチパチと弾きだす。
 私は、お母さんの勉強について何も気づいていないフリを続けていた。間違えて早く帰ってきてしまったときなどは、長屋の外からなかをのぞきながらも、パチパチが終わるまで膝を抱えて待っていたり、映画館に行って映画を観て時間をつぶしたりする。最近などは週に三回くらい通うこともあるのだ。
 お母さんは私と違って勤勉だ。もっとお金のある家に生まれていれば大学くらい平気で受かっていたかもしれない。でもそうなると、私はこの世に生を受けないことになるわけだが……。
 もしも、もしもなんて、考えたって仕方がない。私は原さんみたいに誰かと比べて自分の裕福さを確かめるなんてこと、したくない。それに今日は給料日なのだ。
 電気屋さんの時計は十一時前をさしていた。お母さんが帰ってくるまで、あと三時間以上ある――。私が中学のときと違って、近ごろ、お母さんは仕事から帰る時間が深夜二時を越えることが多くなった。それは「夜のお店」を頻繁に利用するような、勤め人の景気が良くなっているからかもしれない。
 とにかく家に帰るのはやめて映画館へ行くことにした。
 公園のトイレで鞄に押し込んでいた男性用のズボンとジャンパーに着替えて、野球帽を目深にかぶり、髪は後ろで縛って帽子のなかに入れてしまう。これらの服は同じクラスの男子から借りているものだ。夜の映画館は痴漢目的の変な人もいるので、遅い時間に一人で行くときは男っぽい格好で入るようにしている。
 向かったのは「三番館」である。三番館は「封切館」や「二番館」とは違って、他の街ではとっくに上映が終わっているような古い映画ばかりを朝までやっているのだが、その分何よりも入場料が安い。少ないお金でたくさんの映画を観ることができるので、私はほとんど三番館を利用するようにしていた。
 映画館の暗いシートは八割ほど埋まっていた。同じ高校の男子など見知った顔を見つけると、その子の近くに座るようにしているのだが……今日は知らない人ばかりのようだった。始発電車待ちのサラリーマンや熱心に見入っている私服姿の男子高校生、大学生らしきアベックなど……。この時間帯に一人できている女子は私以外に誰もいない。ジャンパーの襟を立てると、端の席にそっと座った。
 スクリーンでは黒澤明の『隠し砦の三悪人』をやっている。テンポのいいユーモアにあふれた内容なので、客席からはちょくちょく笑い声が湧き、痴漢なんて寄ってくる気配がなくてほっとした。
 狭いシートに座る他のお客さんといっしょに肩を並べて笑ったり、泣いたり、たまに深く考え込んだりするのは、淋しい気持ちになったときには最良の薬である。原さんの厭味や、彼女のお父さんの冷たい視線なんて、スクリーンに向かって笑い飛ばしてやった。深夜まで働いているお母さんに、ほんのり罪悪感をおぼえながら――。
 それにしても数多あまたある日本映画には、かっこいい男の人がたくさん出てくるのに、どうして「かっこいい女の人」は出てこないのだろう? 女優さんはみんな目を見張るほどきれいなんだけど、どこか控え目で、くにゃくにゃしてて、何だか私の生活からはほど遠い感じ。『隠し砦の三悪人』に出てくるお姫さまだって、かっこいいというより、私たちには手の届かない気高い雰囲気が強い。
 私のよく知ってる女の人とは何だか違うんだよなあ……と顎に手を添えて首をひねりながら観ていると、隣に香水の匂いを漂わせた女の人が座ってきた。
 花柄のスカーフを首に巻き、吸い殻だらけの床には不似合いなほど高級そうなハイヒールを履いている。よく見るとその人は――二年前に神社で山高さんと乳繰り合っていた「財布女」だった。
 彼女の隣には山高さん……ではなく、前髪を横に流して柄物のシャツを着た二十代くらいの男が座っている。酒を飲んでいるのか目がとろんとしている。男は気取ったポーズで財布女のたばこに火を点けてやると、その腰を抱き寄せたり、五分ほど腿を撫で回したりしていたが、集中力が続かないのか、結局は天井を仰いで船を漕ぎ始めた。
「なにチラチラ見てんのよ」
 横目で財布女が睨みつけてきた。びっくりしてつい目をそらす。
「あなた女でしょ。そんな格好しててもわかるわよ。よくこんな貧乏臭い映画館に一人でこられるわねえ。信じられない」
「どうして女だってわかったの?」
 思わず聞いてしまった。せっかくの男装だったのに、自信をなくす。
「女だからわかるのよ。明らかに服がダボダボだもの。ま、男は騙し通せるでしょうけど」
「あなたこそ、山高さん……山田隆とはどうなったの?」
 財布女は暗闇でもわかるほど白目を光らせ、
「どうして知ってるの!?」
 と腰を浮かした。周囲の客がいっせいに「しーッ」と言って指を立てる。財布女は「失礼」とにっこり返し、優雅にプリーツスカートの両端をつまんで座った。
 私は声をひそめる。「ずっとこの街に住んでる人はだいたい知ってるよ。だって、大きな街じゃないもん」
「なるほどね。もう別れたわよ」
 好奇心が湧いた。彼女の話には普段の映画館では上映されていない何か……新しい真実が含まれているような気がしたからだ。思わず前のめりになる。
「どうして付き合ってたの? ねえ、あなた結婚してるんでしょ? お金持ちなんでしょ? なんで大須に通ってるの?」
「……そんなこと説明する筋合いないわよ。ばかじゃないの?」
 財布女は隣の若い男が起きないか気にしているようだった。むッとした私がスクリーンに向き直ると、彼女がぽろりとこぼした。
「女だって、この映画に出てくる男たちみたいに……やむをえない理由や不満がいろいろあるの。だけどそれを口にしたら世間さまから叩かれるから、言わないだけ。隆はそのあたりのことをうまく汲んでくれるの。めちゃくちゃな男だけど、あいつといっしょにいると救われるのよ」
 薄目で話すその陶酔の混じった口調には、まだ惚れた弱味が残っている感じ。ちょっとカマをかけてみる。
「本当は捨てられたんでしょ? まだ未練があるから、ご主人を置いて大須の街をうろうろしてるんだ」
「そんなこと言ってないでしょ。主人なんてほとんど家に帰ってこないわよ。だって……」
 今度は隣前後の客が露骨に咳払いをした。すると若い男が目を覚ましたらしい。私が慌てて帽子のつばを下げて顔をそむけると、男は財布女の腿に手を置いたまま目をすがめ、首を伸ばして険しい声を出す。
「なんだ……この男は。てめえ、俺の女に用があるのか」
 私はすぐさま席を立った。急ぎ足で進む私の後ろから、「おい待てッ」という大声が響いて、その上に映画の音楽がかぶさった。
 
 再びセーラー服に着替えた私は、夜風が肌に冷たかったが、さっきの男に見つからないためにも、上からジャンパーを羽織らずに帰ることにした。
 それにしても財布女の恋人(?)は嫉妬深そうな男だった。てめえなんて低い声で凄まれて、ぞっとする。
 どきどきする胸に手をあてると、何度も背後を振り返りながら深夜の路地を歩いた。さっきの柄物シャツの男が追ってくるような気がしたからだ。あえて場違いな鼻歌を歌いながら、早足で進む。
 見慣れた塀が近づいてきた。あそこを曲がれば私の家だ。ほっとして塀を折れると、――長屋のちんまりした玄関をふさぐように、黒い大きな車が停まっていた。
 帽子をかぶった専属の運転手らしき男が車に羽ぼうきをあてている。通りすがりの酔っ払いが、「うお、クラウンだ!」と興奮して車体に手を伸ばすと、運転手はすばやく羽ぼうきで払って触らせないようにしていた。
 あたりに目を配ると、電柱の陰に富江さんが立っていた。目が合った私に怖い顔を向け、「おまえは遅いんだよッ」と声に出さずに口の形だけで言って、長屋の方を指している。
 どうやら、車の主はうちに用があるらしい。
 灯りの点いた玄関に入ると、車と同じくらい磨き抜かれた、紳士用の革靴が丁寧に並んでいた。
 私の気配を察したように奥のふすまが開いて、目の細い老人が現われた。「娘さん?」と言いながら後ろ手で襖を閉める。薄い白髪頭に背広姿、年のわりに背が高い。使い込んだ革の四角い鞄を携えていた。
「あの……、誰ですか?」
「あなたのお母さんが店で倒れたから、私がここまで連れてきたんです」
 慌てて靴を脱ぐと、私は老人を突き飛ばす勢いで走って襖を開けた。お母さんは目を閉じて布団に横になっている。「碧」と洩らし、少しだけ目を開けた。
「どうしたのッ」
 布団の横に座り込むと、後ろから老人が言った。
「店で血を吐いたんだ」
「え!」
 額にうっすら汗を浮かべたお母さんは困ったような表情を浮かべている。
武藤むとう先生はお医者さまで、ここまで運んでくださって……」
「あッ、それは失礼しました。ありがとうございます」
 私は態度を改めて三つ指つくと、頭を下げた。武藤先生は立ったままめがねを外し、胸ポケットから出した清潔そうな布でレンズを拭きながら、表情を変えずに言う。
「それじゃ、もう帰りますから。さっきも言ったように検査は三日後に……少し遠いがうちの病院まで受けにきてください」
「はい、どうもお世話になりました」
 そう言って身を起こそうとしたお母さんを制止して、私は武藤先生を表まで送ることにする。玄関を出た先生はこちらを振り返ると、落ち着いた調子で話し始めた。
「私はあなたのお母さんと会うのは初めてではないんです。普段はこちらの方までくることはないんだが、少し先の栄町さかえまちで学会があるときだけ、医師同士の付き合いで店に寄ることがあって……」
「あの、母は何か重い病気なんですか」
「うん。まあ、まだわからないけど。なんせ血を吐いているから安心はできないね」
 先生は私を頭の先から足の方まで、医師らしいさりげない目つきで観察した。「ちょっと、腕」と言って私の手首をいきなりつかむ。「ふうん。娘さんの方は骨もしっかりして健康そうだね。いいことだ」
 ためらっていると、構わずに続ける。
「だいたいの生活事情はお母さんから聞いています。たいへんだね」
「はあ」
「またきますよ」
「え?」なんで? 
そう思う間もなく先生は、運転手がドアを開けた車に乗り込んでしまった。運転手がク
ラクションを鳴らすと、ランニングにステテコ姿のおじさんや、薄汚れた格好の子供たち
がさっと車の周りから離れた。小さな町内だから、深夜にもかかわらず高級車の噂を聞き
つけてやってきたのだろう。
 大げさな音を立て、ガスを吐き出しながら車が走り去ると、富江さんが電柱の方から駆けてきた。
「碧、さっきの男誰だって?」
「お医者さん。お母さんが店で血を吐いたから連れてきたって」
「血だって?」さっと顔色が変わる。
「もし大きな病気だったら、どうしよう……」
 口にしたとたん、あっという間に不安が膨らんだ。小さく震え始めた私の手を、富江さんは正面から両手でがしっと握ってくる。
「医者はすぐ入院しろって、言ったのかい?」
「ううん」
「すると結核とか、緊急の病気ではないということじゃないのかい?」
 そういえばそうだ。だけど血を吐いたなんて、ただごとではない。私たちは急いで家に入った。目を閉じているお母さんの額に触れると、じんわり熱い。丸襟のシャツには茶色の小さい血痕が飛び散っている。
 私も富江さんも取り乱していたが、なんとか二人でお母さんの服を脱がして浴衣を着せ、身の周りを整えた。
「だいたいこれでいいだろう。おでこのてぬぐいは、たらいに水を汲んできて、たまに絞って替えてやればいい。水枕は朝までこのままだ。どうする? 私もここにいた方がいいかい?」
 するといつから起きていたのか、お母さんがかすれた声を出した。
「大丈夫です。実は、前にも同じようなことがあって……。ごめんなさい、ちょっと疲れが出たんだと思います」
 お母さんの性格からすると、いっしょにいたら逆に気を遣わせるかもしれない。そう私に囁いた富江さんは、ひとまず自分の家に帰って行った。
 お母さんと二人きりになって気づいたのだが、――ちゃぶ台の上に、てぬぐいをかけた器がある。てぬぐいを取ると干しぶどう入りのドーナツが山盛りに入っていた。きっと私の誕生日に合わせて揚げてくれたのだ。
 お母さんの枕元に戻り、今日もらった給料袋をそっと布団の横に置いた。目を閉じる青白い顔を見たとたん、強烈な心細さにおそわれる。
 もしも、お母さんが重い病気だったら、どうしよう。
 このまま目を覚まさなかったら、どうしよう。
 涙が不安といっしょに込み上げてくる。あふれそうになると目をこすり、ドーナツをかじって胸に押し戻した。忙しいさなかに、せっかく作ってくれたドーナツだというのに、ほとんど味が感じられない。
 おでこのてぬぐいを触ると温かかった。外へ出て、井戸から汲んできた氷のように冷たい水でよく浸してから、てぬぐいを絞ると、また乗せた。
 もしかしたら今感じている不安と心細さは、一人で家計を支えていたお母さんが、ずっと感じていた種類のものではないだろうか……。将来は映画監督になりたい、花電車に乗りたいなんて、私は現実からほど遠いことを夢見すぎていたのかもしれない。そのツケがこうして私のもとにやってきただけなのかもしれない。お金と現実と将来のこと。もっとちゃんと考えないと……。
 いろいろな思いが胸の内でぐるぐるして、朝までほとんど眠れなかった。

(第10回につづく)

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麻宮 ゆり子Yuriko Mamiya

1976年埼玉県生まれ。2003年、小林ゆり名義で第19回太宰治賞受賞。
13年、第7回小説宝石新人賞を受賞し、翌年、受賞作を表題作にした『敬語で旅する四人の男』を刊行。16年『仏像ぐるりの人びと』を上梓した。

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